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同性愛者よりの両性愛者、ottoのブログ
初来訪の方はi am....あらすじをご覧下さい。
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篤太とは最初、友人関係であったにも関わらず、体の関係を持った。
お互い好きなら、関係がどうでも構わないと。
お互いがフリーであるならば、ただ「付き合ってない」だけで事実上付き合っているようなものだったから、と。
そう思っていた。
そして、別れた後も一度だけはキスをした。
お互いがいいのなら、と。

井達とは恋人がいるにも関わらず、体の関係を持った。
それが絶対にバレなければ、いいと。
お互いに恋愛感情がない相手で、割り切った関係ならいいと。
彼はそう言った。

卯刻とは恋人がいたときにも関わらず、体の関係を持った。
恋人と別れた後も、友人関係のまま、体の関係を持った。
私は「好きだから」と言い訳し、彼は真意を隠して。
ただ欲望のままに。
恋人の真似事をする。

繰句とは友人関係のまま、キスまではした。
お互いフリーだから、このことを知る人は誰もいないからと、堕落を許した。
割り切った関係。

男性と、ロクなことをしていない。
どうしてこんなことになったのよ。

女性を、ただ一人の女性を、愛し通したい。
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一昨日、卯刻の家に泊まった。
勉強して、ご飯作って、お話して、お菓子食べて、セックスした。

卯刻が別れてからは初めてのセックスだった。

彼はきっと、「割り切っている」のだろう。
恋愛感情ゆえの行為ではない。
ただ、寂しさを埋めるため、快楽に溺れるための行為。

じゃなきゃ、「私達、友達なんだよね」という発言に「仲良しってことだよ」なんて返し、しないだろう。

二人でいて楽しいけど、秘密の関係なんて、つらいだけだよな。
罪悪感が増えていくのに、彼との時間を確保したい欲求に駆られるの。

そういえば、中学生で初めての彼女が出来たときも、最初は誰にも秘密だったな。
秋花にも秘密だった。
秋花も彼女が好きだったから、さ。
どういう「好き」かはわからなかったけど、「好き」なのは確かだったし、女性同士というのがまず、伝えづらかった。

誰にも言えないのはつらかった。
思いを、悩みを、誰にも言えないことは、孤独を感じた。

でも、人に言えない恋愛はそのときが初めてではなかったのよね。
一番最初の恋愛は、秋花にも言えなくて。とはいえ、ある友人には言えたの。
今はあまり交流のない子だけれど、当時とても仲が良くってね。
だからある意味、慣れていたのかも。

そもそも、好きな人が出来ても人にいうことがない人間だったからな。
私の恋愛に秘密は必須なのかもね。

恋愛とは人間の恥部である。
とでも、思っているのかな。

きっと今、卯刻への接触をなくしたら、彼は女友達Aの告白に応じるだろう。
少し御幣のある書き方だが、まだ女友達Aは卯刻へ告白してはいない……はずだ。

ただ、最近女友達Aと卯刻がなんとも、仲よさげなのである。
なんだか、甘い雰囲気というか、私や笑芽君玖と接するときの態度と、少し違う気がするのだ。
気のせいかも、知れないが。

昨日、大学の友人達と飲み会をした際にもそれは感じた。
彼、酔うと甘え出すのだが、昨日は主に女友達Aに甘えている印象であった。
最近の彼は酔うと女性に甘えるのだが、そうしはじめたのはきっと彼女と疎遠になってからで、最初は笑芽に甘えていた印象だったが、どうも女友達Aに行くことが多くなったように感じるのだ。

なぜだろう。

卯刻は女友達A を好いているのか?
恋愛感情的な意味で、特別な愛を持っているという意味で、好いているというのか?

笑芽は卯刻を好きであった。
今も好きである。

彼女は以前彼に告白をするも、曖昧な表現ではあったが「友達として好き」と返され、彼への思いには蹴りがついたはずであった。
しかし、彼が酔うと甘えだし、想いがぶり返した。

そして、女友達Aの存在。
彼女に彼が甘えるところを見て、嫉妬する心があるとつぶやいていた。
「もし女友達Aと卯刻が付き合うことになったら、私は心からは祝福できない」と。

「きっと卯刻のことだから女友達Aから告白されて、振るわけがない」なんてことも言っていた。
私は「そうかな?」と返したけれど、それは希望でしかない。

私とは付き合わないのに、女友達Aと付き合うなんて、アリエナイ。
そう思っているの。
笑っちゃうわよね、どれだけ自信過剰なのかしら。

でも、付き合ってなんて欲しくないの。
彼はこのまま、誰とも付き合わないで卒業して欲しいの。
そして、卒業後、私と付き合って欲しい。

卒業後なら、笑芽もきっと想いが整理できているはずだから。
卒業前付き合うことは、笑芽を悲しませるから、絶対したくない。

すでに彼女を悲しませる行為をしているのに、笑っちゃうわよね。
何してるんだろう、私。

笑芽の幸せと私の幸せは対極のところにある。
ただ、女友達Aの幸せと対極であるという点では、同じであるとも言えるけれど。

……なんで、卯刻に告白なんてしてしまったのだろう。
しなければ良かったな。
ああ、馬鹿だ、私。

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卯刻が彼女と別れた。
やはり、彼が日記の記事を消したのはそれが理由だったのだ。

彼がフリーになる……つまり、女友達Aがアタックする可能性が高まる、ということだ。
これは避けねばならぬ。

だが、一緒に飲み会に行くことは避けられん。
まあ、彼女が振られれば……彼が振ることができれば、いいのだ。
私に出来ることなどないのだよ。

で、だ。
今日、笑芽君玖、そして卯刻とご飯を食べた際にそのことを聞いたのだが。
君玖以外は恋人がいない状態だったので、「3人は卒業まで恋人は作らないようにしよう」という話に。

まあ、出来る時は出来るんですけど。拘束力なんか、ないんですけど。

でも、なんだか、こういう下らないことを言えるのは楽しいよね。

こんなことを言っておきながら、私は明日卯刻の家に泊まる予定です。

好きなオトコが彼女と別れたと聞いて、まず思うことは?
――そう、慰めて傷を癒して、それに便乗するのさ。

別に形なんて気にしない。
今はお互い、友達同士。
それは、卒業まで変わらないよ。
ただ、ナニカはするかもしれないけど。

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卯刻が自身のミニブログの記事をすべて消した。
以前も消したことはあって、何を思って消しているかは正直わからなかったけど、なんらかの心境の変化なんだろう。

消す前の記事に、多分私が作りすぎて余った料理を食べた感想なのであろう記事があったの。
すごくうれしかったな。
「美味しい。とても美味しい」と書いてくれていた。
もうその記事はないけれど、しばらくは覚えていたいと思う。

でも、なんで消したのかな。
彼女を別れた、とか?
以前も記事を全消去したことがあって、その際も彼女と別れたからかなと思ったのだけれど、そうではなかった。
彼女と険悪……というか、疎遠になったから、かな?
まあ、彼女のことは関係ないの心境の変化かもしれないけど。

どうしたの、かな。

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差別も侮蔑も、痛くない。
何故って、ここは現実じゃないんだもの。


詳しくはi am....参照

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otto

[characters]
秋花/akika/:小学時代からの友人
色璃/irori/:高校時代からの友人
歌津/utatu/:中学時代からの友人

斧野/onono/:配偶者である男性

栖楠/sukus/:元恋人である男性
篤太/atuta/:元恋人である男性
守樟/sukus/:元思い人である男性
卯刻/ukoku/:元恋人である男性


笑芽/emime/:大学時代からの友人
君玖/kimik/:大学時代からの友人
湖北/kohok/:大学時代からの友人
井達/itati/:大学時代からの友人
柄盾/etate/:大学時代からの友人
繰句/kuruk/:大学時代からの友人

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