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同性愛者よりの両性愛者、ottoのブログ
初来訪の方はi am....あらすじをご覧下さい。
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名前はotto。
「花の精」という意味。


最初に人を好きになったのはいつだろう。

幼稚園の時かもしれないし、小学生の時かもしれない。

小さい頃(小学低学年の時)は、漠然と「常に人(=男性)を好きにならなくてはならない」と考えていた。
そして更には、男性の方が年が上でなくてはならない、と。

後者の考えは即座に打ち砕かれたが、前者の考えは意外と根強かった。
私は、知らず知らずに無理矢理人を好きになっていた
しかし、好きになったことを他人に言うことはなかった
自信がなかった、という理由もある。
しかし、そうではなく、ただ事実を自分でもわかってたのかも知れない。
“本当は、この人を好きなわけじゃない”という事実を。

中学生になった頃には、気付いていたのかも知れない。
「好きだけど、恋愛じゃない」
そういう人しか、周りにいないと。

しかし、そんなこととは裏腹に、私は初めて人と付き合うこととなる。
相手は「一応」男性であった。
姿かたちは見ることのない人物だったが、本気で好きだったと記憶している。
その時は、確かに本気だった。

本名も下の名前しか知らない相手だった。
好きなアーティストが一致し、意気投合した(という気になっていた)。

3ヶ月程度でその人に別れを告げることとなった。
その後の消息は全く途絶えてしまった。

最後まで、素性は知れなかった


それから約半年経ったくらいだろうか。
同じクラスの男性から告白され、付き合うことになった。

気になってはいたが、自覚があるくらいに「恋愛感情ではない」人間だった。
付き合ってみたら好きになるかも知れない、といった気持ちで付き合った。

だが結局、5ヶ月で別れた。
正直、最後の3ヶ月は「別れたかったが、別れられずにいた」時期だった。
別れということに罪悪感があったんだ。

やはり、恋愛感情ではなかった。
むしろ段々と嫌悪感が増していったものだった・・・。



8ヶ月が過ぎようとした頃、後輩の女性から告白された。
いや、どちらから告白したか、今ではさだかではない。
恋愛かどうかはわからなかったが、とにかく「好き」であった。

同性同士で付き合うことに、当時はなんにもためらいはなかった。
しかし、心のどこかで「"彼女"だから好きになったんだ、同性が好きなわけではない」と思い込んでいた。
実際にそうだったのだろう。
しかし、その気持ちには「自分は同性愛者(=変なもの)じゃない」という気持ちが強くあった。
自分は、両性愛者だと。
結果そうなのだが、当時は「同性愛よりも両性愛の方がマシ」と思っていたことも事実だ。 

「好きになるのに性別なんて関係ない」
「性別を超えて人を好きになることは素晴らしいことだ」
「性と恋愛は関係ない。一方の性しか愛せないなんて・・・」
と、段々と異性愛者・同性愛者に対する優越感というか、そういった歪んだものさえ生まれてきた。

そしてそれとはまた別に、ある感情が付き合っていく内に生まれてくる。

彼女とは初めてキスをしたり、その先のことまでした。
(露骨な表現を嫌うため、回りくどい表現になることを許して欲しい)
それらをすることで「愛」を感じることが出来ていた。途中までは
途中と言っても、付き合って・・・そうだな、1年経ったか経たないかまでか。
それ以降は、そういったことに嫌悪感を抱いていた。

理由はわからない。
ただ、だったんだ。

そして、付き合ってから1年2ヶ月で、彼女から決別を言い渡された。
最初はそれが理由だと思っていた。
いや、別れてからもずっと。
(ちなみに彼女自身は私の束縛に耐えられなくなった、と言っていた)

実際は、彼女に好きな人がいたことが原因だった。
そのことを後に友人から聞いた。

更に、ショックなことに、彼女は私と付き合って2ヵ月後、約1ヶ月間もの間、その「好きな人」を浮気していたという。
ベタな話だが、彼女の「好きな人」とは、私の友人だった。



その後は、また無理矢理男性を好きになろうとした時期もあった。
(実際告白までした。が、撃沈)

しかし、やはり好きにはなれなかった。



・・・約3ヶ月前だったろうか、友人に女性と付き合ったことがあるという事をカミングアウトした。
しかし、その時もまだ自分の性的指向に気付けずにいた。

その後、カミングアウトがきっかけ、とでも言うべきか、同性愛や両性愛について本格的(?)に調べ始めた。
すると、だんだんと自分の性について、明確になってきたのであった。




現在、私には特別に好きな人がいる。同性だ。
でも、恋愛なのか友愛なのかは、さだかではない。

一時期は恋愛感情だと思い、友人に相談もした。
だがしかし、今はまたわからなくなってきている。
というか、「友人のままでいたい」という思いが強くなったのかもしれない。

詳しくはまた後日書こう。

あ、「特別」=「一番」ではないので、注意していただきたい。




では、これで。
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差別も侮蔑も、痛くない。
何故って、ここは現実じゃないんだもの。


詳しくはi am....参照

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