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このブログについて
同性愛者よりの両性愛者、ottoのブログ
初来訪の方はi am....あらすじをご覧下さい。
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「恋愛は思い込みである」だなんて、誰か言ったかしら?
少なくとも、私は思い込みであると思う。

思えば思うほど、卯刻を愛おしく感じる。
これは、恋だ。きっと、恋だ。そう、思い込む。

天真爛漫ないつもの彼からは想像もつかない、少し強引で意地悪な夜の彼。
思い出すだけで、ゾクゾクするの。

普段は見せることのない一面。
ギャップとはあのことを言うのだわ。
あの視線が、頭から離れない。
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笑芽に、私が卯刻を好いていることを伝えるべきか。
少々迷っている。

誰にも告げないほうがいいのだとは思うが、しかしどうしようか。
迷うところである。

私が笑芽にすべてを言う気はない。言えるはずない。
すべてを言えば彼女は私も卯刻も嫌悪するだろう。
それは最も避けなければならない。

では、私が卯刻を好きで、卯刻に思いを伝えたことだけ伝えるか?
伝えて、いいのか。

何も言わないことが一番穏便に済む。

しかし、彼女が気付いていたら……どうする?
杞憂であると思いたい。
でも……。

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一昨日、大学の仲間と夕食を共にした。
そこで私と笑芽は飲酒する気はなかったのだが、周りに乗せられ、結局は飲酒するハメになった。

飲酒すると私と笑芽は非常に陽気になる。
我らの中で、一番陽気になるのは、そして一番素面時と変貌するのは私、笑芽、そして卯刻だろう。
(私は演技も入っているけれど。)

普通にしているつもりであったのに、酔ってしまっては仕方がない。
卯刻に少し絡むことにした。
(この「絡む」という表現、非常に下種に思えるが、まさに下種な行動であったと反省する。)

ときどき周りの目を盗んでキスしてしまったことは、反省だ。
いや、盗めていたかわからない。
井達に「人を選べ」と言われてしまったからな……。

そう、井達と繰句に注意されてしまったのだ。
井達に「俺に何をしても、お前が同性愛者だということを知っているからなんの気持ちも芽吹かないし、割り切って考えることが出来る。でも、卯刻は違う。あいつはそのことは知らないし、そういった穢れた関係に陥って欲しくない」と言うようなことを言われた。

確かに、浮気は穢れた関係だ。
そういったことを容認できる人間には、なってほしくない。
卯刻は太陽のような青年だ。穢れを知らずに生きて欲しい。

それなのに、私は彼にちょっかいを出してばかりいる。
本当に好きかどうかなんてわからないのに、好きだと言い続けている。

本当に好きかどうかなんてわからないのに、彼と彼に思いを寄せる女友達Aが仲良さげに話しているところを見て、嫉妬してしまっている。
そして、嫉妬しつつあることを卯刻に悟らせようとしていたのだから、タチが悪い。

なんだか、卯刻に対する私は「女」を意識している気がする。
「女」として、彼に接している。
いつもの私ではない。

いつもの私は、女であることを隠そうとしている節があることに気付いた。
女が嫌なのではない、「こいつは自分を女として扱って欲しがっている」と思われるのが嫌なのだ。
どちらかと言えば「中性的」な存在でいたい。
もちろん、完璧に中性的でいたいわけではないし、そもそもそれは出来ないと知っている。

そして、女である自分が嫌いなわけでもまったくない。
むしろ好きである。女でよかったと思っている。
ただ、そうでない、性別を感じさせないように接したいのだ。

だけれども、卯刻へのアプローチはどうだ。
いつもは強気でいる私が、彼と二人きりになると途端に甘えだす。
セックスするときも、これでもかというほどに「女」であろうとする。
そして、独占したがり、自分以外の女といる彼を悲しそうな目で見つめる。

どこまでが本当の自分だ?
何が本当の自分なのだ?

どれも私で、私の一部で、だから厄介だ。

私のある一部は、私の別な一部を嫌悪している。
それを認められないでいる。
こんな状態、成人になっても陥るだなんて思っても見なかった。

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卯刻への思いを整理したい。
と言うことで、卯刻とどんな関係かを詳しく書いていこうと思う。

卯刻とは大学1年からの友人である。
そもそもは君玖が卯刻と仲良くなったことから、彼との交流が始まる。
なんだかんだで、大学の男友達の中では一番長い付き合いじゃないかな。
篤太よりほんの少し早い時期に仲良くなったような。

1年前期のある講義で一緒になってね、笑芽やその他の女友達も一緒に受けてたんだけど、卯刻は一人で。
そこで結構話して、距離が縮まったのかなと思うよ。

毎回大学の友達との旅行には欠かさない子だしね。
基本的に女子の君玖・笑芽・私の3人は毎回行くのだけど、君玖が1度ドタキャンしてるからすべて出席というわけではなくてさ。
男子は篤太・井達柄盾が来たり来なかったり。今はもう完璧に卯刻・井達・柄盾の3人が旅行メンバーという認識だけどもね。

旅行全制覇は私・笑芽・卯刻の3人だけなのだ。
ふふ、すごいでしょう。
(お陰で金欠だけれどもね。)

飲み会では、一緒に好きな女性とのシチュエーションを話したりもしたな。
泣き顔がいいとか、強がっているのがいいとかね。
(卯刻含め、周りは私が女性へ対してどのような感情を持ち合わせてそのような会話をしていたのか、どのように判断していたかはわからないけど。もしかしたら、女性ではなく男性への感情だと思われていたのかもしれない。)

下らない話がほとんどだったが、3年になってからは将来のこと、家族のことなども話したかな。
複数でいる中、卯刻と二人で話すこともちろんあった。

ただ、二人でどこか行ったりということは一度もなかったな。
それこそ、この間の痴漢された日、彼を呼び出して愚痴を聞いてもらった際が初めてだったか。

そんな関係である。

そして、彼のことについて。
とてもノリがいい人だ。
誘いを断ることはほとんどない。

また少々優柔不断でもある。
決断力に欠くことがしばしば。

あと、恋愛に対しては100%受け身だ。
今まで彼から人を好きになったことはなく、また自分から振ることを非常に躊躇う性格である。
故に、どの彼女とも長続きしていた。
今の彼女であってもすでに約2年3ヶ月経っている。1年以上は必ず付き合っているのだ。

一応「嫌々」付き合うことはなく、「『好き』と言われれば好きになってしまう」性格。
うーん、恋愛的には、彼はよくない。

さて、では私の彼への思いであるが。
友人だよな~。
付き合ってみても楽しいと思うよ。実際付き合いたいよ。
でも、恋愛対象とは思ったことない。

友人だ。
セックスしても、彼とは友人関係以上になることはない気がする。
そもそも恋愛感情とはなんなのだ。

セックスしても恋愛ではないというのは、どういうことか。
結構前からそうだけど、もうこんな感覚になっちゃったら終わりだよね。
もう普通の感覚になんて戻れない。

ドキドキする恋愛は作り物。
セックスは友人とだって出来る。
友愛と恋愛の違いがわからない。

だから、どんな愛も恋愛として扱える。

「今が楽しいから、いいや」と考えるのさえやめたら、私は更に堕落するのだろう。
それは避けたいから、考え続ける。
ということで、自問自答でもしようか。

Q1. そもそもなんで卯刻に告白したのか?
A1. 笑芽との話で、卯刻と付き合ったら楽しそうだと思ったから。

Q2. なんで「楽しそう」「面白そう」だけですぐに告白したのか?
A2. それ以外、何も考えていなかったから。

Q3. なんで卯刻にキスしたのか?
A3. キス自体が好きだったから。

Q4. キスは誰とするもの?
A4. 好きな人とするもの。でも、親しい人なら誰としてもいい。親しくない人からされても何にも感じないけど、そこまで嫌な感情はない。

Q5. セックスは誰とするもの?
A5. 好きな人とするもの。でも、親しい人なら誰としてもいい。親しくない人とは流石にしたくない。

Q6. 彼女のいる男性とするセックスは楽しい?
A6. 罪悪感はある。でも、それ以上にイチャイチャすることが楽しくて仕方ないという思いが大きすぎて、仕方ないの。

Q7. キスやセックスをした後、卯刻がどんな気持ちになるか考えなかったの?
A7. 彼の方が罪悪感に苛まれるだろうことは、すべて終わった後に気付いた。しているとき、彼の気持ちを考えてはいなかった。

Q8. そんな人間を、誰が好くというの?
A8. うまく行けば、大胆な行動が功をなすと思っていた。でも、こんなことして好かれようだなんておこがましいにも程があることに気付いた。

Q9. あなたはなぜ、誰かが悲しむかもしれないことをしたの?
A9. それが、自分でないから。

Q10. 卯刻とは今後どういう関係でいくつもり?
A10. 普段はいつもとなんら変わらない関係であると思う。ただ、二人で会うことがあったら、そのときはどうするかわからない。また一方的に恋人ごっこをするかもしれない。

Q11. 卯刻、また井達との件で、あなたは卯刻の彼女や(卯刻を想う)笑芽、そして(井達の彼女である)湖北を裏切ったけれど、その自覚はあるの?
A11. 正直、ないかな。湖北に関しては井達が罪悪感ないから、完璧にない。卯刻の彼女に関しては、知る術なんてないし、関係もすでに崩壊しかけていることから、ない。ただ、笑芽に対してだけは、彼女にだけは、大きな罪悪感を感じる。

Q12. 秘密が増える人生は、楽しい?
A12. 楽しいわ。とても充実しているのに、とても空虚な気持ちにもなれる。不思議よね。

Q13. これで最後。あなたは、しあわせ?
A13. 最高に、しあわせ。この鈍感さがある限り、いつまでも前向きでいる限り、私は永遠にしあわせに生きていけるのだろうと思うわ。

鈍感でなければ、前向きさがなければ、私はきっともう何度も自己嫌悪により自らの命を絶っているのではないかと思う。
そのようなことしか、ないもの。

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差別も侮蔑も、痛くない。
何故って、ここは現実じゃないんだもの。


詳しくはi am....参照

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otto

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秋花/akika/:小学時代からの友人
色璃/irori/:高校時代からの友人
歌津/utatu/:中学時代からの友人

斧野/onono/:配偶者である男性

栖楠/sukus/:元恋人である男性
篤太/atuta/:元恋人である男性
守樟/sukus/:元思い人である男性
卯刻/ukoku/:元恋人である男性


笑芽/emime/:大学時代からの友人
君玖/kimik/:大学時代からの友人
湖北/kohok/:大学時代からの友人
井達/itati/:大学時代からの友人
柄盾/etate/:大学時代からの友人
繰句/kuruk/:大学時代からの友人

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