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同性愛者よりの両性愛者、ottoのブログ
初来訪の方はi am....あらすじをご覧下さい。
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昨日、卯刻が女友達Aと別れた。
深夜に電話が掛かってきて、その旨聞いた。

彼は泣いていたようだった。
「振るのはつらいね」と言っていた。

カノジョの気持ちを考えたら、そりゃあつらいだろう。
傷心というか、疲弊している彼だった。

「誰かに甘えたい気分」なんて言うので、「誰でもいいの?」と。
「訂正するよ」と彼は返した。

「別れたんだから、明日うちに来てよ」と疲れきった風に言う彼。
「そうだね。君は一人になった。でも、私が君の家に行くには、もう一つ条件があるんだ」
そういうと彼は押し黙った。

しばらくして「つまり、“私と付き合うの? 付き合わないの?”ってこと?」
「そう。私の立場、立ち位置を明確にして」

彼は悩んでいた。
酷く悩んでいた。

「別れる前は『別れたら即付き合おう』と思っていたんだ。でも、いざ別れてみると……そんな気になれなくて」
人を傷つけた、その事実が彼をネガティブな方向へと導いたのだろう。

「それに、今付き合ったらのめり込んじゃいそうな気がするんだ」
「こちらとしてはうれしい限りだけどね」
「もう一人の俺が言うんだ。『お前は一人でいたほうがいい』って」

そこまで言われちゃ急げない。
それに、女友達Aの気持ちも考えると、彼がすぐ私と付き合うというのは、得策でないとも思った。

「了解。確かに、振ったあとすぐ別の人と付き合うのは更に心痛かろう。ましてや、相手(女友達A)にゃソレを伝えてないんだ。……君が付き合いたいと思えるまで、待ってるよ」
「うん。そうしてくれるとありがたい」

ということで、卯刻は女友達Aと別れたが、私とはまだ付き合うに至っていない。

蟻を絡めていた蔓(つる)は取れた。
あとは蟻が完全落ちるのを、地獄で待つのみ。
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まだ付き合っちゃいないけど、卯刻とは両想いです。
めちゃくちゃうれしいな。

10月半ば、彼との関係に終止符を打てたことで、今があるのでしょう。
そう思うと……あの時の自分を褒めたくなります。
そして、自分を改心させてくれたB'zに感謝。二人に顔向け出来るようマトモになったから、今がある。

さて、一昨日の彼からの電話について、もう少し話させて。

「(カノジョと別れて、付き合っても)期間限定だからね」と彼。
「遠距離は絶対無理だから」なんて、私には強く言えるのな。主張できるのは喜ばしいが、切ないこと言いやがる。

「わかっ……た」と渋々言ったら「無理そう(笑)」と笑われた。
「いや、確かに遠距離はつらいもんな。大丈夫、大丈夫だ、大丈夫」と自分に言い聞かせた。

だのに「でも、会いに来るのはいいよ」だなんていうのだ。
「え、いいの?」
「うん。あ、でも『私が会いに行くから付き合って』はナシ」
頑なに遠距離恋愛はしたくないと主張する。

「ふ~ん。そっか」と私。
「でも……求めちゃうかも」
「え?」
「遠距離になっても好きだったら、それって本物だよね」
「確かにね。でも、物理的距離は大きいよ」
「まあ、期待はしないで(笑)」
「そんな言われたら期待しちゃうでしょ(笑)」

私を忘れられないように、私以外愛せないようにしたい。

でもね、期間限定はいい案だと思うよ。
思う存分、楽しみたいな。

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昨夜、卯刻から電話があった。
ズルいよなぁ、普段は自分から何かすることなんかない人だもん、電話くれただけで目茶苦茶うれしくなっちゃうよ。

彼はバイト仲間と飲んでいて、その時は帰りだったようで。
「酔った勢いでかけちゃった」だなんて、もう。

そうそう、プレゼントのことを聞けた。自分から聞いたわけじゃないわよ?
やはりカノジョへのものらしい。内定祝いだとさ。
彼が内定したときに貰ったから、お返しとして。
そんなのあげたら更に別れづらくなるのに、愉快だわ。

会話の始めのほう、やはり彼は「年末に別れる」方向だった。
でも、私と話してあれよあれよと別れの期限が短くなり……会話終盤には「明後日木曜日に別れる」と決断したのです。
その決断が果たして実行されるかはわからないけれど、うれしいわよね。

ふふ、楽しみ。
早く卯刻に直接「好き」って言いたい。

昨日の電話もね、ずっとにやけっぱなしだったのよ、私。
彼がカノジョについて話すとき「○○な人とは思わなかった。もっと■■な人がいい」と言うのだけれど、その「■■な人」が私のことのようでね。

「さっきから、私のこと言ってるの?」と聞くと、「そうだよ」ってさ。
可愛いっ。

彼から「うち来て」と何度言われたことか。
「行きたい。けど、まだ行けない」と言うとね、「本当に真面目になりやがって……」と残念がるのよね。
んふーふ。可愛い。

現状を蟻地獄に例えたわ。
卯刻は蟻。地獄へと流れる砂からは抜け出せない。ただ、落ちるのみ。
私は蟻地獄。(以前、悪魔と例えられたこともあるのでまさにその通り。)地獄で静かに獲物が落ちるのを待ってるの。

「私は悪魔だからね」と言うと、「もう人間愛せないんじゃないの?」と彼。
愛さなくていいよ、悪魔(私)以外。

さて、彼が別れを切り出すのはいつなのかな。
ふふ、ルンルン気分でございます。

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卯刻から直接、カノジョとのことを聞いた。
すると、面白いのなんのって。

卯刻が原因でカノジョが怒った。
カノジョの怒り方が過度に感じられた卯刻はカノジョに対して苛つきを感じた。

そして、帰り際「俺達、合わないんじゃないかな」と言うに至った。
卯刻を理解していれば、彼からそんなことを言わせた状況から、「これはもう終わりだろう」ということは想像に容易い。
彼も別れる気で言った。

しかしカノジョは「合うも合わないも、まだ付き合って数ヶ月しか経ってないのにわからないでしょ?」と食い下がる。
果てには「二人の関係について、そんなに考えてくれたんだ……ありがとう」なんて言う始末。

卯刻はその時(やってしまった)と思ったに違いない。
カノジョにはハッキリ言わなきゃ伝わらないのだ。
オブラートに包み、事を荒立てないように進めようとした結果が、コレだ。

私はカノジョの気持ちが痛いほどわかるよ。
篤太に別れを切り出されたとき、私は必死で止めたからね。
まあ、無駄だったけど。

卯刻は「月末までにまた、きちんと言おうと思ってる」なんて言ってたけど、さあて、どうなるかしら?

それから、話は少し変わるけれど。
卯刻が誰かに「プレゼント」を買ったらしいわ。
誰になのかしら。

自分にだったらいいのに、なんて妄想も大概。
カノジョへの餞別であることを、密かに祈っているわ。

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差別も侮蔑も、痛くない。
何故って、ここは現実じゃないんだもの。


詳しくはi am....参照

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篤太/atuta/:元恋人である男性
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卯刻/ukoku/:元恋人である男性


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