篤太に嫌われたー!
うわぁん!
どうしよう……ううっ。
というのは、若干冗談で。
今日(大学の友人たちと会う機会があったのですが)、篤太が不機嫌だったんですよ。
厳密には昨日の夜電話したときから。
「何かあったのかな~」とは思ったんですが、よくわからず。
なんだか、私と話してくれない。
他の人と話す時は、笑ってる。
私と話す時は、あまり感情を表に出さない。(不機嫌に見える)
原因は「家」かなと勝手に推測していた。
(彼はたびたび家の問題で憂鬱になることがあるからだ)
今日の夜、また篤太に電話した。
やはり、声のトーンは低い。
「何か悩みがあるなら聞くよ?」
「言って楽になることなら、言ってほしい」
そんな言葉を並べた。
最初は「なんでもない」「言っても仕方ないこと」と言っていた。
(この発言がさらに「家」問題であると思い込む原因だった)
しかし、話を続けていくとテンションが低いわけを教えてくれた。
端的に言えば、
原因は私だった。
さかのぼること昨日の夜。
篤太と電話する前に、彼とは少しメールをしていた。
私はオフでの知り合いとメールするときは、とても内容が適当である。
あまり心がこもっていないことが常であり、どんなきついことを言ったとしても大体の場合は冗談である。
そんなことで、私としては「いつも通り」にメールをしていたわけだ。
深い内容は言えないが、「ふざけんな」とか「調子乗るな」等々のきつい言葉を並べた。
(それに、私はメール以外でも篤太にいつもきついことを言っている)
そんな今回のメールが、篤太にはいつも以上に不快に感じたのだという。
確かに、あんなメール内容、どんな人からもらっても不快に思うだろう。
私は、いわば感覚が麻痺していたというか、篤太なら冗談として流してくれるだろうと思っていたのだ。
でも、そうじゃなかった。
嫌なものは嫌なのだ。
それを聞いて、私は胸が苦しくなった。
「ああ、篤太が今日沈んでいたのは私のせいなのか」
「私のせい」
「もしかして、篤太は私を嫌ってしまったんじゃないだろうか」
「嫌われたらどうしよう」
「やっぱ、好きなんだよな」
「嫌われたくない」
いろいろと考えがあふれました。
篤太は「一時的なものだから」と言っていたが、このまま嫌いになられたら、どうしよう。
絶対に嫌だ。
ということで、明後日の日曜日にお詫びデートに誘った。
(本当は沈んでる篤太を元気付けるために誘ったのだが、原因が私だということでね)
どこに行こうかな~。
ショッピングとかいいな。
ポンチョとブーツと帽子がほしい。
でも、ショッピングなら違う友達と行ったほうがいいよね。
公園でも行こうかな。
ふらふら~っと散策なんてのも、またいいと思う。
うーん。でも、公園ならもうちょい時期ずらして、紅葉が綺麗なときに行きたいかな。
今はまだまだ、だよね。
でも、いいかな。
ちょっと、頑張ってみよう。
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