「別れたはずの恋人とカラオケでハグするわ、帰り道送ってもらい手まで繋ぐわ、一体別れる前と後、なにが変わったっていうんだい!?」
「それはね、ジョン、思った以上『変わらなさずぎた』ってだけなのよ。」
「それはないよ、ジェーン!確かに付き合う前も付き合う以上のことはしてたけど、付き合い終わってからも付き合う以上のことが出来るっていうのかい!?」
「それはね、ジョン、アナタが『恋人』と『友人』の括りをわからなくしてしまったからなのよ。」
「なんだって、ジェーン!それじゃあ、まるで僕のせいみたいじゃないか!?」
「そうね、アナタのせいよ、ジョン。」
と、茶番で始まりました。
ちょこっとお久しぶりです、ジョンでもジェーンでもないottoです。
まあ上記通りなわけですよ。
篤太と私。
キス以上はしないまでも、それ以外の、一般的には恋人やそれに準ずる関係でしかしないであろう行為をしております。
いいんだけどさ、私は。
ただ、彼が確実に揺らいでいるというのが気になるのだ。
「また付き合おう」と言おうとする彼。
思いとどまってくれたが、思いとどまってくれないと困るんだ。
彼は別れた理由を今一度思い出してもらいたい。
私のことを嫌いになりそうだったから、別れたんだ。
距離を置いたんだ。
寂しさでそのことを忘れてしまうのは危険だ。
また付き合ったら、距離が縮まりすぎて、嫌いになるんだろう。
人が変わるのは時間が掛かるから、また付き合うにしても時間を空けなきゃいけない。
「今」はまだ早いんだよ。
だから、拒絶しなきゃいけないんだ。
それはとてもつらいことだから、私にそんなことさせないでほしい。
だから、寂しいなら新しい人を探してね。
今の私には寂しさを埋めることは出来ない。
また、ストレスを与えるだけ。
だから、「さよなら」なんだよ。
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