昨日は
卯刻がバイトだったため、数時間を一人で過ごした。
カップケーキ作ったり、夕飯作ったり。
そうそう、宿泊中は私がすべての料理を行ったのだ。
レシピさえあれば、意外と出来るものだね。
そうこうしていると、卯刻が帰宅した。
夕飯を食べ、カップケーキを食べ、風呂に入り、酒を飲んだ。
遠い将来のことについて、たくさん話したな。
結婚や子供、親に関することを、ね。
見えない未来を。
そして寝付く頃(と言っても寝付かないが)、イチャイチャした。
彼の意識はある程度ハッキリしていたと思う。
ふふ。
楽しかったなぁ。
そこで、少し驚くことが。
途中からまた挿入するに至ったのであるが、その際、ある体位かつ陰核を弄られたため、達してしまったのだ。
セックス中に達することなんてそうそうない私だ。
まあ陰核を弄られるとたいてい達しそうにはなるのだが、卯刻とのセックスでは本当に気持ちが良くてね。
挿入されつつ達したのは初めてだったな。
この挿入を伴うセックスは二人目だから断言出来ないが、これが「体の相性がいい」ということか。
恋人としては申し分ないのだろうな。
彼は事あるごとに「かわいい」と言っていたけれど、それはほとんど口癖みたいなものだから、な。
私が「好き」と言っても、笑うだけ。
ずるいよ。でも、本当にずるいのは私なんだよね。
「ごめんなさい」
謝ったら、彼も謝っていた。
悲しくなったけど、いけないことだと自覚しなきゃ。
そして今日、昼食を食べた後、帰った。
とてもとても、楽しい泊まりだったな。
でも、罪悪感を持たなきゃいけないだろう。
もう二度とこんなことしちゃいけないと思わなきゃいけないだろう。
……ああ、そうだ。
卯刻から「ottoさんと一度してみたいと思ったこともあった」と言われたんだ。
ふふ、しあわせだ。
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