本日、
卯刻の家に泊まって
五日目である。
二日目の話をしよう。
端的に言えば、
卯刻とセックスした。
卯刻が風呂に入っている間、男性用避妊具であるコンドームを近所の薬局に買いに行きまして(笑)
(笑えない。)
夜、お酒を飲んだ。
今回は騙したりしないで、お互い飲みたかったから飲んだの。
そして、酔った彼を襲い、セックスに至った。
男性器の挿入を伴うセックスは、実は二人目。
久しぶりの感覚だったな。
痛みは感じなかった。
ただ、体勢が少々つらいだけ。
気持ち良かったかどうかと聞かれたら、手淫の方が良かったと答えるわ。
彼は「なんで避妊具があるんだ?」と少々朦朧とした意識で聞いてきた。
私は「さあ」と笑った。
(朝、買った旨伝えたけどね。)
一つになれるのは、男性がいるセックスだけ。
だけど、気持ちの伴わない空虚なセックスは少しつらいかな。
では、三日目の話をしよう。
普通に眠りに入った日である。
だが、寝起きが良くなかった。
朝、起きがけにイチャイチャしてしまった。
そして、また避妊具を使った。
四日目はセックスはしなかった。
ただ、いちゃついただけだ。
くすぐりあったり、少し舐めたり、噛んだり。
楽しかった。
さて、確か悪魔は人間を堕落させるものだったと思うが、私がまさにそれだ。
卯刻を堕落させている。
自らが堕落するだけならば被害者面していても構わないと思うが、他を堕落させたらもう加害者でしかない。
卯刻には恋人がいる。
つまり、これらの行為は歴とした浮気だ。
本当にごめんなさい。
こんなこと平気でする人間になんて、なりたくなかったよ。
純粋に人を愛して、堂々としている人生を歩みたかった。
人に言えない恋愛に、慣れたくなかった。
後ろめたさを感じたかった。
最低だ、こんな自分。最低だ。
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