忍者ブログ
このブログについて
同性愛者よりの両性愛者、ottoのブログ
初来訪の方はi am....あらすじをご覧下さい。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

私の卯刻への思いの始まりは、笑芽の卯刻への思いが絡んでいる。

そもそも、私が卯刻を好きになったのは、卯刻に告白しただ。
卯刻に告白するに至った経緯は以下である。

まず、昨年秋頃……ちょうど今くらいですかね、笑芽は卯刻を気にし始めた。
でも、卯刻には遠距離恋愛中の恋人がいたのです。
それに笑芽は気にし始めるけども、「恋人にしたい」という思いはありませんでした。

そして、今年春。転機が訪れる。
女友達Aが卯刻に恋をした。
それに対して、笑芽は不快感を覚えたのです。

その思いは複雑で、笑芽は「卯刻が女友達Aと付き合う」状況になるのが嫌だったのですが、彼女は卯刻と付き合いたいとは思ってませんでした。
付き合いたくはないけど、女友達Aとは付き合って欲しくない……ある種の独占欲があったのは確かです。

私は「女友達Aと付き合わなければいいのかな」などと思い、「それじゃあ、私が付き合ってみたらどうなんだろうか」と思いました。
問題はそうではないのかもしれません。
笑芽は自分の身近な人と卯刻が付き合うのが嫌だったのかもしれない。
彼女の思いを確かめることは、怖くてもう出来ないけれど。

思い立ったが吉日。
女友達Aが卯刻に恋をしたという情報を手に入れ、笑芽がそれに不快感を抱いていると知り、「卯刻が女友達Aと付き合わなければ=私と付き合えばいいんじゃないか」と思ったまさにその日、私は卯刻に告白をした。

しかし、そのときはまだ卯刻には遠距離恋愛中の恋人がいた。(しかしほぼ別れているような状態。逆にラブラブだったら私が出る幕などなかった。)
それもあり、あっさり玉砕。
でも、単純な彼だから、告白されたことで私を好きになってくれるんじゃないかと思ったりもした。(彼を侮っていた。)

……つまり、ですよ。
私が最初に卯刻に告白するに至った経緯は、「笑芽の不快感を感じなく出来たらいいな」という思い、それから単純に「付き合ったら割と合いそうだし、楽しそうかもしれない」という淡い興味からであった。

「好き」とだったが、「友人としての好き」であったことは、明らか。

でも、私の行動はエスカレートしていく。
行動が気持ちを変えていった。(行動療法の片鱗を垣間見た気がします。)

本当に卯刻を好きになっていったのはいつだろう。
いつだかわからないけど、今は本当に卯刻が好きだ。

だから、適当な形で愛し合いたくない。

でも、彼は大学卒業後、実家へ戻る。
私の家からだと、彼の実家へ行くには電車で2~3時間かかるくらいだろう。
会いに行けない距離ではないが、頻繁に会うには難しい距離である。

……と、思ったけれど、お互いの中間地点で落ち合えば1時間~1時間半で会えるんだよね。
となると、そこまでの距離は感じない。

でも職業柄、お互いの休みが被るのは頻繁ではないと思うのだ。
お互い、それがどれだけ耐えられるか。

彼は地元に近い人と、頻繁に会うことを望んでいる。
「会えないなら付き合っている意味がない」というのが彼の持論。
だから、こっちで恋人を作る意味がない、と。

結婚願望が強い彼であるから、そんな彼と付き合って無駄な時間を過ごさすことは申し訳ない。
でも、私は彼と付き合いたい。好きだから。

しかし、付き合うかどうかは私だけの判断では無理である。
彼が、遠距離恋愛になっても付き合っていいと思えるなら……付き合いたいんだ。

ちょっとここから暴走妄想モードになって恥ずかしいので、追記に書きます(笑)
もしも卯刻が私と結婚することを考えるなら、私はそれを受け入れてもいい。
なんて、私が上から目線なのは普通の恋愛観からしたらおかしな話。

しかし、これは恋愛観ではなく「結婚観」の話。

私は同性愛者よりの両性愛者だ。
そんな私は結婚に対して否定的である。
それは、結婚が「両性の合意のみに基づいて成立」している点にある。

異性結婚しか認めていない憲法第24条は同性愛者差別であると思っている。
同性結婚を、またはパートナーシップ法の成立を認めて欲しいのだ。
それが認められない限り、私は結婚制度を利用したくはない。
そう強く思っていた。

でも、もしも卯刻が私と結婚したいというなら、それについては受け入れてもいいんじゃないかと思うんだ。
私は「差別的」であるから結婚制度を嫌っているけれど、同性結婚を認めていないという部分を除けば、結婚制度には特に思いいれはない。
つまり、そこが認められれば結婚制度はあってもいいと思っている。

結婚制度そのものを否定しているのではない。結婚制度を利用できない性愛者がいるというのが問題なのだ。

だが、卯刻はそんなこと考えていない。
結婚をしたい異性愛者の彼が、同性結婚について考えることなんてそうそうないだろう。
私も、他人にこの思いを強要する気は毛頭ない。

結婚したいという人に、それを阻止してまで貫きたい思いでもない。
そんな強い思いがあるならソーシャルアクションを起こしているさ。

ということで、「結婚できる関係の相手から申し込まれたら無下にすることはない。だが、結婚を積極的にしたいとは思っていない。してもいい、しなくてもいい」というのが私の今のスタンスだ。

……と、前置きが長くなった。
それだから、もし彼が私と結婚することを視野に付き合うというのなら、私はある提案をしたいと思うのだ。

3~5年付き合おう。
そして、20代後半になったら結婚しよう。

ただ……一番の問題は仕事なんだ。
来春から社会人になる私ですが、その仕事がどうなるのか。
できれば長く仕事を続けたいけれども、もし結婚するとなれば……。

どちらかといえば彼のほうが転職しやすい職種なのだけれど、彼は実家を離れたくはないだろう。
となると私が仕事を辞めざるを得ない。でも辞めたくない。
……んー、私が単身赴任で、というのもいいと思うんだけどな。

どうすべきかな。
仕事については、働いてみないことにはなんとも言えないし。

どうにかなるかもしれないし、どうにもならないかもしれない。
結婚を軸に人生を考えるのも、面倒だと思うから「結婚はしない」としたほうが楽なんだろうケド……。

どうしたいんだろうか。
悩ましい。

ソレより何より、彼がカノジョと別れない限りは、考えても仕方ないのだ。
PR
※ この記事にコメントする
Name
Title
Text Color
URL
Comment
Password
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
■ コメント一覧
calendar
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
about

差別も侮蔑も、痛くない。
何故って、ここは現実じゃないんだもの。


詳しくはi am....参照

[name]
otto

[characters]
秋花/akika/:小学時代からの友人
色璃/irori/:高校時代からの友人
歌津/utatu/:中学時代からの友人

斧野/onono/:配偶者である男性

栖楠/sukus/:元恋人である男性
篤太/atuta/:元恋人である男性
守樟/sukus/:元思い人である男性
卯刻/ukoku/:元恋人である男性


笑芽/emime/:大学時代からの友人
君玖/kimik/:大学時代からの友人
湖北/kohok/:大学時代からの友人
井達/itati/:大学時代からの友人
柄盾/etate/:大学時代からの友人
繰句/kuruk/:大学時代からの友人

new comment
[11/30 otto]
[10/20 のく]
[02/01 otto]
[02/01 otto]
qr code
old entry
(02/29)
(03/02)
(03/02)
RUN
(03/02)
seach
access analysis
Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
忍者ブログ / [PR]