多分、私は今
恋をしている。気がする。だけかも。
なんだか、よくある「恋してるぜ」的心情になっている。困った。
一昨日、カラオケ中篤太にベタベタしてたら、「何かあったの?」と心配されました。
ただ甘えたかっただけなのだが、いつもの態度がいつもの態度なだけに。
「何もない。しいて言うなら、最近篤太が冷たいから、不安になってる」とよくわからんようなことを。
そして、こうも言われた。
「ottoさんは付き合ってもいない男と、こんなことしてもいいの?」
確かに、付き合っていないのだ。
そこで私が無言になり、思案していると、篤太はフォローするように言った。
「関係なんてどうでもいいけど、ottoさんがいいようにすればいいよ」
ちょっと投げやりな言葉だが、でも、篤太は決断を急かす気はないようだった。
しかし、ホテルでも「……付き合ってるわけじゃないんだよね」と言うのだ。
篤太はやはりちゃんと付き合ってそういう関係になりたいと思っているのだろう。
私も、付き合った方が良いとは思っている。
でも、決心がつかない。
そこで少し気持ちを整理した。
なぜ私がここまで頑なに篤太と付き合うことにためらうのかを。
当初は、出会ってまもなく付き合い、友達から恋人へと関係を変えることで、私の気持ちに大きな変化を生じさせ、関係が悪化すると考えていた。
恋人になることで相手を束縛したい欲求や自分の思い通りにしたい欲求に駆られ、結果私が我慢できなくなり終わってしまうだろうと思ったからだ。
しかし、現在はそうは思わない。
出会ってまもないことには変わりないだろう。
でも、3、4ヶ月経ったのだ。
当初よりも互いのことは理解できているだろう。
付き合うことによる気持ちの変化は、もう起こらないのだと思う。
だから、これについて心配することはない。
次に、周りとの関係に変化が生じる心配。
これは今でもある。
私と篤太が付き合うことによる周りの変化は回避できないだろう。
でも、それも大丈夫かなと思ったり。
普通に接してくれるんじゃないかな?
でも、やっぱ泊まりとか気を使われそうで嫌だ。
次に、私が後ろめたい気分であるということ。
私は篤太が好きだが、それが恋愛かなんなのかまだよくわかってない。
一応「恋愛っぽい」のではあるが……確証がもてない。
そして、秋花。
私は秋花が好きだ。それは友愛だ。(きっと)
秋花と篤太、どっちが好きかって聞かれたら、それはハッキリと秋花だと言える。
でも、友愛と恋愛じゃ違うわけで。
でも、私にはその違いがちゃんとわからないわけで。
篤太は好きだけど、でも、付き合うとかどうなのよとも思うわけで。
「でも」が多いわ。
嫌な人間ね、わたし。
うーん。
あと、やっぱ「束縛されたくない」というのもある。
付き合うってことは、やっぱそういうことでしょ。
束縛する権利が公然と与えられる。
それが、嫌なのかも。
……結論。
やっぱり、今は付き合うとか考えられない。
もうちょっと一緒にいて、「付き合いたい!」って強く思ったとき、告白しよう。
それまでに、篤太に恋人が出来ちゃったら、どうしようもないんだけどね。
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