もしも秋花が結婚したら、私はどうなるのだろう。
そのときの自分の状況によるのだろうが、ショックを受けることは間違いなさそうだ。
杞憂だけどね。
そんな暗いことばかり言ってられないわ!
明るい話題、ないかしら?
……。
ま、見つけて話すようなことはないよね。
じゃ、今日は秋花との馴れ初めをちょこっと書こうかな。
秋花とは家が非常に近い。徒歩5分だ。
しかし、幼少の頃からの仲というわけではない。
彼女とは小学3年生のときに同じクラスになった。(うちの学校は1・2年、3・4年、5・6年と2年毎にクラス替えがある。)
私はこのとき、違う女の子と仲良くなる。
そして、どんな経緯かは忘れたが、4年生に上がる頃には秋花たちと仲良くなっていたのだった。
ここら辺の記憶はところどころ抜けているんだよな。
最近ではなく、中学生頃に思い出したときも、ここは思い出せなかった。
仲良かったはずの子とどうして疎遠になっていったのか、秋花とどうやって仲良くなっていったのか。
どうでもいいことかもしれないけど、気になるんだよね。
それから5年生になると、違うクラスとなってしまった。
私は同じクラスになった友人と仲良くなっていくが、帰宅はたいてい秋花と一緒だったため、その仲は維持していた。
しかし5年生後半、私は秋花を避けるようになっていった。
一緒に帰ろうとする秋花を置いてきぼりにしたり、遊ぼうとする秋花に「私以外の友達がいないの?」と罵倒したり……。今思えば、あれはただのいじめだった。
同じクラスの友人と過ごすことのほうが大事になっていたのだ。
だが、その友人は6年生に進級する前に他県へと引っ越してしまった。(といっても未だ連絡は取り合う仲だ)
そして6年生に上がり、自分が秋花に対してしてきたことに後悔する。
手紙で謝罪した……あれ、6年生のときか? 中学生に上がってからかも。
今日はここまで。明日か明後日か、また続き書きます。
今思えば、5年生のときは本当に酷かったな。自分。
秋花がどうして私を好きでいてくれたか、本当にわからない。
酷いことばかりしたのに、構わず好いてくれた。それだから、私たちは今こんな仲でいることができる。
伝えることができないほど、感謝の気持ちでいっぱいだ。