すごくどうでもいい話。
恋愛は自由ですよ、っていうね。
大学での友人、ここでは仮にAちゃんとしよう。
Aちゃんとは学科が同じこともあり、仲良くなった。
入学当初、彼女と二人で帰ることがあり、彼女の恋愛観について垣間見ることができた。
彼女には昨年12月まで付き合っていた男性がいたが、振られてしまったらしい。
丁度大学入試前。そんな大事なときに振られたAちゃんは、そのショックによりセンター試験であまり良い成績を残せなかった。
そして第二希望以下であるこの大学に入学したのだ。
彼女は決意した。
「大学では彼氏は作らない……!」
それが、四月半ばのお話。
そして、先日。
彼女は軽音サークルに入ることになる。
(ちなみに私も軽音サークルです! 言ってなかったかも知れないけれど、軽音サークルに入りました。)
軽音サークルは一年が11人入る予定だ。
男子7人、女子4人。
Aちゃんはそこで、恋に落ちてしまったらしい。
ここでは仮にその彼をB君としよう。
彼とAちゃんは担当楽器が同じ、お互いに初心者だということで、よく(詳しい頻度は不明だが)メールをするという。
「もしかして両想いかも!?」
「私、昔から結構モテるんだよね~。元カレも6人いたし」
「夏休みまでには付き合いたいな♪」
彼女を見ていると、どうも“失恋知らず”らしい。
叶わなかった恋がないようだ。
そんな彼女を見て、私は非常に羨ましかった。
彼女には確かに「自信」があった。
恋愛に愛する確固たる自信。
私にはない。
……ないことはないか。
でも、結構諦めているパターンが多い。
それと、彼女は恋愛をしなくては生きていけない体質なのだろうなとも。
別に構わないのだが、一ヶ月でこうもコロリと変わられると驚く。
そして驚くべきことに、女性が好きだったというではないか。
高校時の友人らしい。
初めて女性を好きになったが、無理そうだから諦めたのだと。
そしてB君を好きになったという。
なんだかよくわからないけれど、とりあえず「私に落とせない男はいない」という雰囲気があるAちゃん。
そして、何故か私に少しだけ敵対心を向けている。
敵対心……とは違うかな?
表面上は非常に性格は合うのだが、男絡みになると辛辣というか……。
サークルで集まったときのことである。
私がある動作をし、サークルの男性が同じ動作をした際に、「ottoさんがやるのは可愛いけど、お前がやるとキモい!」と周りの男性らが言った。
誰もがわかる通り、この流れでの私に対する「可愛い」には実質的な意味はなく、同じ動作をした男性を貶めるためだけに発された言葉だ。
つまり、これはお世辞にすら入らない。
こんなやり取りなど、普通なら覚えていないだろう。
しかし、Aちゃんは違った。
「ottoが男子から『可愛い』って言われてたけど、私は『可愛い子キャラ』じゃなくてよかったわ! 『可愛い子』って、少し周りから距離置かれるじゃない?」
とのたまった。
……あの「可愛い」には意味などないのよ。
「○○さんは可愛いね」と言われたならまだしも、ただのネタの修飾語に過ぎないことにそんなことを言われても。
こういうことを書くと、私が自分のことを可愛いと思っているように思われたかもしれない。
しかし、私は自分の顔がどの程度のレベルなのかわかっている。
よく色璃から「死ね、ブス」と言われているしね。
(愛が感じられないところに、逆に愛があると解釈している)
大抵の人間は私よりは良い顔だ。
私以下はいないだろう。
本当にそう思います。
まあ、そんなこんなで、Aちゃんが若干苦手です。
見ていて楽しいし、扱いやすいけど、疲れる。
まあ、いっか。
適当に彼女の恋を応援しているよ。
是非是非落としてくれ。
だらだらと書いていたら、意味不明な文章になりました。
結局、私は何が言いたかったのかな。
自分の恋愛事がないから、他人の書いてみたってだけだよな、結局。
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