あり得ない、あり得ない!
もう、私は怒ったぜ!
酒弱いんなら、日本酒なんて飲んでんじゃねー!
アンタ、彼女いるんだろっっっ!
……。えーっと、何かと言いますと。
昨日のことです。
大学の友人4人と夕食を食べていました。
篤太、Aちゃん、Bくん、Cくんと。
Cくんはお酒が大好きらしく、たくさん飲んでいたのです。
といっても、最初は軽いカクテル等々。
しかし、途中で
日本酒を頼んだのです。
一本だけではなく、
二本も。
彼のテンションは段々と高まりました。
当初は
Bくん 篤太 Cくん
テーブル
Aちゃん 私
という席順だったのですが、CくんがAちゃん一時退席時に移動し、
Bくん 篤太
テーブル
Aちゃん Cくん 私
という席順に。
この席順になって、Cくんはおかしくなった。(元々おかしかったが)
私やAちゃんの
肩を抱いたり、めちゃくちゃ
顔を近付けてきたり、ずっとずっと
「好き好き」言ったり。
そして、一番最悪だったのは……
私にキスしてきやがった……!
あり得ないー!
キスとか、「はぁ!?」って感じだし!
しかもCくんは彼女いるのよ。
何やってんのよ、彼女悲しむわよ!
篤太が止めてくれたが。(キスしてから)
あり得んかった。
Aちゃんもベタベタされて嫌がってたし!(キスはされなかったから良かったが)
もう、どうにかしてよ、あの男……。
最終的には
Bくん 篤太 私
テーブル
Aちゃん Cくん
こんな席順でした。
AちゃんとBくん、変わってもらえばよかったろうに……。
酒は飲んでも呑まれるな!
あいつはキスしたことを後悔し、自己嫌悪に陥ればいいと思います。
そして、篤太は私と他人とのキスシーンを見てへこんでおりました。
めちゃくちゃへこんでおりました。
正直、「俺つらいよ」とばかり言っていたので、もう少し私に対する心配もしていただきたかったかもしれない。
篤太「ちゃんと拒否しないと!」
otto「力が強かったんだよ」
篤太「俺、嫉妬深いかな……」
otto「さあ? 普通じゃん」
篤太「ottoさんは(キスされて)嫌じゃないの?」
otto「(え、嫌じゃないとでも思ったのか?) 好きでもない人とキスしても、何にも感じないよ」
そう、好きでもない奴とのキスなんて何にも感じない。
それは確かにそうだった。
だが、彼女持ちだからな……彼女が可哀想だ。
しかし、篤太の自己中心的な発言にも嫌気が差した。
なんで「好きな人(ほぼ恋人)と違う男がキスをした。俺、すごく嫉妬してる」を全面に出すかなぁ。
嫉妬は嫌いじゃないけど、ああいうときはそれよりも気遣いがほしかった。
まあ、いいけれどもね。
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