あんまり、カテゴリー「ukoku」は更新したくないんですけど……まだ好きみたいなんですよね~、彼のこと。
割と、本気だったんだなと。
ちょっと「体だけ求めてたのかな」なんて思ってもみたのですが、それだけじゃあないみたいです(笑)
週末、彼と彼のカノジョと一緒に夕食を食べました。
学校後、流れでね。
食事中、主に彼が話して私が相槌打って、カノジョは無言無反応(もちろん、ときどきは反応してましたが)という。
ちょっとだけ気にはしてたんですけど、
卯刻との時間が楽しかったので、私はカノジョについてはあまり考えてませんでした。
でも、(もしかして一緒に食事するの嫌だったのかな? 怒っているのかな?)なんて思ったりもしたのです。
のちにそうでない可能性が高いことがわかりましたがね。(ただ単にそういう性格なだけだったのです)
11月に入ったばかりで恐縮ですが、クリスマスの話題なんかもしたりしました。
先にカノジョのほうに二人っきりの際「今年、クリスマスどうするか決めてある?」と質問。
カノジョは「あっちに全部任せてるの」と回答。
それを聞いた私は心中苦笑した。卯刻がデートの計画を? 出来ないことはないでしょうが、ノリ気ではないでしょうね。
「きっと彼、そういうの苦手だと思うけど」
そういうとカノジョは「うん、彼は
井達に相談すると言っていたわ」
それはつまり、ほとんど井達のプランになるのでは……?
結局、カノジョも計画が苦手ってことなのね。
そのことについて、次は卯刻と二人っきりのときに聞いてみた。
「ねえ、クリスマスは君が計画するって聞いたのだけれど」
すると彼は苦笑し、「まあね」と答えた。
「君、そういうの苦手なのにね」
「本当だよ。……でも、面倒とかじゃあないんだよ」
「そうなの? わずらわしそうだけれど」
「……うん(笑)正直ね。以前、恋人とのクリスマスはどう過ごしてたの?」
「(あなたも恋人とクリスマス過ごしたことあったでしょうに。)う~ん、あんまり覚えてないけど、デートプラン考えるのは好きだったわよ」
「そういうの好きそうだもんね」
「私と付き合えばよかったのに」出かかった言葉を飲み込んだ。
こういうセリフは、もう言っちゃあいけない。
結局二人がどうするかなんてわからないけど、上手いことクリスマスを機に破局、とならないかな。
そんなことを思う汚い自分なのでした。
食事が終わり、帰宅。
そして卯刻にメールしました。
「久しぶりに話せた気がする。楽しかった」と。
すると彼からは「もう少し話したかった」とうれしい返事。
それからメールのやり取りを続けると、彼からカノジョへの愚痴が。
「カノジョは口数が少ない。だから俺がずっと話す状態になるんだ。しかし、俺だってずっと話しているわけじゃあない。話さないでいると『機嫌悪いの?』と言う始末。この間なんて、一緒に食事する間、10分以上も話さないことだってあったんだよ」
内心、(なら私と付き合いなさいよ)なんて思ったりもした。
一日に二度もそんな思いさせないで頂きたい。
もちろん、そんなこと言えるはずない。
「口数が少ないのは、確かにそうだね。そういう性格なのだろう。でも、カノジョは君の事を大好きなんだから、君が苦痛に思うようなことを続けるとは思えないよ。徐々に改善の兆しが見えるはずさ」
なんのアドバイスにもならない言葉を、一切本心のない言葉を、送った。
「それだといいけど。しかし、ごめんね。ただの愚痴になってしまったね」
「愚痴を言いたくなるときもあるでしょう。気にしないでいいよ」
「ありがとう」
そんなやり取りの中、私はただただ「この調子で不満を溜めていって欲しい。そして早く別れて欲しい」と願っていた。
「現状に苦しめ。苛立て。そして、耐え切れなくなれ」そんなことを思っていたのだ。
性格が悪いのは百も承知だが、なんとも醜い人間なのだろうか、私は。
真に醜いのは、その醜さを十二分に実感しながら、受容してしまっているところにある。
醜さも我が身の内。仕方ないことなのだ、と。
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