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同性愛者よりの両性愛者、ottoのブログ
初来訪の方はi am....あらすじをご覧下さい。
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先程、卯刻から「家に来て、って言ったら来てくれる?」とメールがあった。

すごく嬉しかった……。
「行くよ」と返したかった。
でも、それは出来ない。

だけど、悩んだ。
ここで断れば、二度と彼は誘わないだろう。
最初で最後の、彼からの要望。
今まで一度だって、彼から「来て」と言ったことはなかった。(はずだ)

悩んだ結果、秋花に相談することにした。
彼女は「幸せにならない恋愛の仕方は避けるべきだ。あちらの誠意が見えない内はやめたほうがいい」とアドバイスをくれた。
確かに、その通りだ。
私は何を迷っていたのだろう。
気持ちはどうあれ、取るべき行動は決まっているのだ。

私は秋花に礼を言い、卯刻に返事を書いた。
「君が私の恋人にならない限りは、君の部屋には行かないよ。なるかい?(笑)」
最後の一言は余計だったかな。

9割9分9厘、今の恋人と別れ私を恋人にすることはないだろうことはわかっていた。
だが、たったの1厘だけ……もしかしたら、という希望もないわけでは、なかった。

彼からの返事はこうだ。
「そうか、残念だ。PCがいうことを利かないから、君に見てもらいたかったのだが。
 そうだな、フラれたら考えるよ(笑)」

真意はわからないが、PCのことだけじゃあないだろう。と、思いたい。
最後の「フラれたら考えるよ」という一言から、積極的に私と付き合いたいとは思っていないのだろうと考えるべきか……そこにも別の意味があると考えるべきか。

意味があるにしろないにしろ、行動に移そうとするほどの意思はそこにはないのだけどね。

どうやったら、卯刻を手に入れられるだろうか。
とりあえず、今は無理、よねぇ。
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差別も侮蔑も、痛くない。
何故って、ここは現実じゃないんだもの。


詳しくはi am....参照

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