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このブログについて
同性愛者よりの両性愛者、ottoのブログ
初来訪の方はi am....あらすじをご覧下さい。
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卯刻は数日前からこちらに戻って来ていた。
恋人である女友達Aに遊びに誘われたためである。

実家で就職活動をすべきだというのに……。
私は誘った女友達Aを軽蔑した。
そして、誘いを断れない卯刻に呆れた。

ということで、帰ってきた卯刻に会いに行ってきた。
便乗、というやつだ。

朝早くに起き、午前中には卯刻の家に着いた。
「遊ぶ時間じゃないよ」と彼は言っていたけど、私はとにかく早く会いたかったんだ。

卯刻の家で少しばかりレポートをやる予定だった。
しかし、一切進まず。
彼は少し昼寝もしていたしね。

夕方、いつもより早い時間に夕食の準備。
このときも、そして昼食準備中も、キッチンで料理する私の横でちょこんと座る彼。
可愛らしいったらなかったわ。
まるで母を離れたがらない息子のよう。

彼の家で初めてレシピを見ずに作った料理、なんとかうまくいったかな。
彼にとってはそこまでおいしくはない感じだったかもだけど。

風呂も早めに入って、テレビを観たりして、日付が変わる前にはベッドにいた。

それからもちろん……と思いきや、寝てしまった卯刻。
私もうとうと。
一時間後くらいかな、卯刻が起きた。そして、私も。

それから、卯刻は覚醒。
楽しい夜の始まり。

また達したし、また噴いてしまった。
彼以外の人はもうセックス出来ないのではないかと思うほど気持ちがいいし、相当彼に心を許しているな、と思う。

楽しんだあとは就寝。
翌日は私がアルバイトだったため、ダラダラ出来ずに来た時と同じくらいの時間に出て行った。
24時間くらいか、彼と一緒にいられたのは。

今回の彼は、より甘えている印象だったな。
朝も私に抱きついたり、膝枕したり。
可愛かったし、愛しかった。

彼をより欲しくて堪らなくなった、24時間。
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もう少しだけ続く、流星群の日の話。

「セフレ」であると確認すると、その話題でいくらか話した。
彼からは「そんなん(セフレ)でいいの?」なんて言われてしまい、つらくなった。
「よくないことは重々承知だよ。でも、もう引き下がれない」
そんな風な返しをしたと思う。

「セフレ」と言われるより、「浮気相手」の方がいいな。
兼ねているんだけどさ。

そんな、少し沈んだ気持ちでいると、
「でも、今ottoがいなくなったらさびしいな」と。

「……いや、なんでもない!今のは忘れて!」と慌てて訂正する彼に、
「お願い、もう一度言って」と懇願。

「……いなくなったら、さびしい」

それまでのつらさが一気に吹っ飛ぶほど、私は嬉しかった。
私の存在を彼は欲しているのだと、彼の口から聞けたことが嬉しくて仕方なかった。

「さびしくねーし」なんて、彼がその後また訂正するも、そんな言葉耳に入らないわ。
ああ、しあわせ。
彼が私を、ほんの少しでも思ってくれるなら、私はしあわせ。

それと同時に「なんてズルい人かしら」とも思うの。
離れない私をさらに離さなくさせるなんて。
本当、ズルい。

でも、しあわせだったのも、事実。

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流星のときの話を、もう一つだけ。

ロマンチックな流星群だったけれど、途中で私の携帯電話の充電が切れてしまった。
急いで自分の部屋に行き、充電器を挿して電話をかけ直した。

「俺が切った?」と卯刻
「いや、私の充電が切れたんだ。すまない」

もう部屋の中だったから星は見えなかった。
少し寂しい気分でいたが、「俺も部屋に戻ってきたよ」と、彼も同じ状況であることを知れたから、なぜか満足だった。

そして扇情的な会話をした。
「女の人もエッチしたいと思うの?」
過去に恋人がいた人間がするとは思えない発言だと思ったが、もしかしたら「女の人」と聞きつつ「otto」について聞いているのかも、と思った。
とは言え私は一般的であると思われる回答をした。
「女性も性衝動は持っているよ。その強さは人それぞれ。しかし、そういったことをオープンにするのは、男性よりも恥じらいを持つため、女性に性衝動がないと考える人が多いんだと思う」
彼は驚きつつも納得していたようだった。
私も真実なんて知らないから。

それから、彼から少しだけ悲しいことも……。
「この間、よく考えてみたんだ。俺達の関係について」
「うん」
「コレって……“セフレ”じゃない?」

セフレ――つまり、セックスフレンドの略である。
意はそのまま、セックスをする友達。その親密さ、関係性は人により違うだろう。

確かに、私と卯刻はセフレだろう。
友達同士でセックスしてるのだから。
しかし、“セフレ”と定義されると、なんだか違うような気がするのだよ。

いや、違くない。ただショックだっただけだ。
彼が私に対して愛情も何もなく、ただ“セフレ”としてしか見ていない事実を突き付けられて、悲しかったのだ。

だが、強がりな私はそれを言われて「ま、そうだよね。そう思ってなかったの?」と悪態つくが如く言ったのだった。

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昨夜、ペルセウス座流星群が観測できたのをご存知ですか?
(正確にいえば、昨夜がピークで、まだ見れるみたいですけどね。)
私は某SNSでその情報を知り、夜中卯刻に「起きてる?」とメールをした。
すぐに「起きてるよ」と返信があったので電話した。

「今、空見える?」
「見ようと思えば、見えるけど」
「今日はヘルペス……いや、ヘルペウス? よくわからないが、なんとか流星群があるらしい」
「だからか!」
「? なにが、『だから』なの?」
「見えたんだ、流れ星が。姉は2度も見たと言っていた」
彼はすでに流れ星を見ていたよう。

それから、一緒に星を見ることに。
「どの方向を見てるの?」
「うーん。月が見える。北、かな?」
「月……私の位置からだと、見えないな」
移動して、月が見えるところまで行くことにした。

その時間の月はずいぶん低くて、弓状だった。
「月、見えたよ」
「同じ月を見ているんだね」
「そうだね」
「不思議だな。日本中、どこにいても月は見えるんだね」
「確かに」
なんてロマンチックなことを、彼は言うのだろう。
別の場所にいても、同じ月を見れることに喜びを感じていた。

「……いや、日本でなくても見えてるよね。今、夜の国ならさ」
水を差すようなことを言う、可愛くない私。
「まあね。でも、日本にいるなら、確実に見えてるだろ?」
「そうだね。日本なら、確実に見えてる」
天気が良ければ、と付け加えようかと思ったけれど、さらに水を差すことはないと口をつぐんだ。

北方面を見上げる私たち。
「流れた!」
「え、嘘!? ……あ、流れた!」
「マジ!?」
なかなか一緒の星は見れなかったけど、同じ空を見ているのだと思うと、それだけでうれしくなった。

星を見ていると、彼が言う。
「流れ星に願いを、って言うけどさ、あんな短い間に3回も言うことなんて不可能に近いよね」と。
「そうだね、無理だよね」
「だからさ、思うんだ。流れ星が流れて、そしてすぐにその願いを思えるような、そんな強い気持ちがあるなら、その願いを叶えるために行動できる。だから、願いが叶うんじゃないかなって」
卯刻はときどき、いいことを言うなと思う。素敵な考えだなと思った。
強い思いを持ち行動に移せる人が、願いを口にできる。願いを叶えられるのだ。
「俺は無理だけどね」なんて彼は言ってた。

そして、1:32頃。
北々西の方向に、流星痕を残すほどの一際大きな星が流れた。
「「見えた!」」
それが、二人が一緒に見た唯一の流れ星。

二人とも願い事は言えなかった。
けれど、私は卯刻と一緒に見れたことが、卯刻と一緒の星を見れたことが、うれしくて。
とっても幸せな気持ちになれたの。

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差別も侮蔑も、痛くない。
何故って、ここは現実じゃないんだもの。


詳しくはi am....参照

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otto

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秋花/akika/:小学時代からの友人
色璃/irori/:高校時代からの友人
歌津/utatu/:中学時代からの友人

斧野/onono/:配偶者である男性

栖楠/sukus/:元恋人である男性
篤太/atuta/:元恋人である男性
守樟/sukus/:元思い人である男性
卯刻/ukoku/:元恋人である男性


笑芽/emime/:大学時代からの友人
君玖/kimik/:大学時代からの友人
湖北/kohok/:大学時代からの友人
井達/itati/:大学時代からの友人
柄盾/etate/:大学時代からの友人
繰句/kuruk/:大学時代からの友人

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